皆さんこんにちは。
「決算期」とは、事業年度の最後の月のことを指し、また「決算月」ともいいます。
日本の企業は「3月」「9月」「12月」が決算期であることが多く、
全体の18%は3月を決算期としています。大企業だけに限ると50%以上が3月となっています。
理由としては、
〇国・自治体の決算が3月
〇日本の教育制度は4月から新年度となるため、教育関連事業者が3月決算としている
〇法律改正が4月であり、3月決算だと便利
などが挙げられます。
ちなみに個人事業主は必ず「12月」が決算期となります。
また、決算期の最後の日を「決算期末」と言います。
3月が決算期であれば、決算期末は3月31日、12月が決算期であれば、12月31日が決算期末となります。
では、「決算期末」には何を行えばよいのでしょうか。
決算期末にやることは、
〇現金の実査
→帳簿上の現金と手元にある現金を合わせる作業を行います。きちんと管理をしていれば合っていますが、以外とズレが生じることが多いですので、注意が必要です。
〇棚卸
→期末に商品等の在庫の数量を確認し、会計上の期末棚卸資産の金額を確定させる作業です。
現金の実査、棚卸については、また改めて詳しくご説明ができればと思います。
事業を行っている上では1年に1度必ずやっていくるのが「決算」です。ギリギリで慌てぬよう、前もって準備を行っていきましょう。