国税庁が「インボイス制度の事前準備の基本項目チェックシート」を公表!

国税庁がインボイス制度の事前準備の基本項目チェックシートを公表!
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インボイス事前準備チェックシートを公表

国税庁が9月22日「インボイス制度の事前準備の基本項目チェックシート」を公表した。

インボイス発行事業者として登録を受けるか否かを判断する際の確認事項や、登録を受けた場合に最低限必要となる準備事項等が網羅されている。「具体的に何を準備すればいいのかわからない」といった悩みを抱える顧問先等への説明資料としても活用できそうだ。

また、東京国税局は大規模事業者向けの動画をYouTube国税庁動画チャンネルで配信した。

留意点と取引条件編は公正取引委員会と共同で作成。
免税事業者との取引条件を見直す際の留意事項等を説明している。

免税事業者の登録の検討が必要

チェックシートは登録編、売手編、買手編に分けてそれぞれの観点から検討及び留意すべき事項を示している。

登録編では、インボイス発行事業者の登録を受けるか否かは事業者の任意であるとした上で、消費税の免税事業者であっても登録を受けた場合-受けなかった場合の影響を踏まえて検討が必要としている。

売手編では、インボイス発行事業者としてインボイスの交付義務を果たすために、現時点で取引ごとにどのような書類を交付しているか、交付している書類につきどう見直せばインボイスに該当するかを検討するとともに、登録を受けた旨や何をインボイスとするか等について取引先と認識を統一しておくのとが重要としている。

また、これまで消費税の免税事業者だったものは、登録を機に課税事業者となるため商品やサービスの価格について消費税を加味して見直すか否かも確認が必要としている。

買手編では、一般課税で申告を行う場合は、仕入税額控除を適用するために受け取る請求書等が記載事項を満たしているかを事前に確認しておくことや、受け取った請求書等をどのように保管・管理するかの検討もあらかじめ必要であるとした。

請求書等の保管・管理にあたっては、請求書等を登録番号のありなしで区分して管理できるようにすることが重要としている。
(以上、税務通信より)

詳細は下記リンク先、国税庁サイトのチェックシートでご確認ください。

《国税庁のサイト:インボイス制度への事前準備の基本項目チェックシートはこちらから

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