自宅からのe-Tax利用者数が初めて来場申告社数を超過！令和3年分の所得税等の確定申告状況を国税庁が公表
国税庁は6月23日、「令和3年分の所得税等、消費税及び贈与税の確定申告状況について」を公表しました。
納税者自身で自宅からe-Taxで申告書を提出した人は、昨年分から約1.4倍の442万人となり、確定申告会場における申告書（e-Tax又は書面）の提出者数（311万人）を初めて上回ったとのことです。
令和3年分の所得税等の確定申告書の提出人員（申告人員）は2.285万人（対前年比1.6％増）で、申告納税額がある者は657万人、その所得金額は46兆2.398億円。
所得税等の申告人員のe-Tax利用人員は、1.332万9.000人と、申告人員全体の約6割を占めました。
さらに、納税者自身で自宅等からeーTaxを提出した者は442万4.000人で、このうちマイナンバーカード方式で送信した人が239万2.000人と、昨年分から約1.8倍に増加。
個人事業者の消費税の申告件数は113万5.000件（対前年比1.0％増）で、申告納税額は6.315億円（同1.3％増）。
令和元年10月からの消費税率10％への引き上げの影響により、申告納税額が、昨年分に続き過去最高を更新しています。
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